Douglas A2D1 SKYSHARK
Kit No.4806 ダグラス A2D1 スカイシャーク  
 ダグラス 
      A2D1 スカイシャーク

ダグラス 
      A2D1 スカイシャーク  front side view

ダグラス 
      A2D1 スカイシャーク side view

ダグラス 
      A2D1 スカイシャーク rear side view

■キット内容
バキューム・パーツ 32ケ
ホワイトメタル・パーツ 72ケ
(ロケット弾 18発含む)
キャノピー 2ケ
デカール (シルク印刷、ステンシル多数)
希望小売価格 \6500 (税別)

 スカイシャークは、1945年にスカイレイダーの後継ターボプロップ機として開発が始められました。

 1950年には原型機が初飛行し、合衆国海軍は345機を発注しましたが、アリソン XT40エンジンと2重反転ギアボックスの事故が相次ぎ、開発はなかなか進みませんでした。

 グズグズしているうちに次世代後継機 A4Dスカイホークの開発が進んでしまい、スカイシャークはたった12機作られただけでキャンセルされてしまいました。

 スカイシャークの機体性能は良好だったと言われており、アリソンXT40がガネットのダブルマンバや、ワイバーンのパイソンのように信頼性の高いエンジンであれば、ベトナムや沖縄、厚木などでも数多くスカイシャークが見られたかもしれません。

 スカイシャークは1機だけ現存しており、現在レストア中ですが、この機体はかつてレーダー実験用に、機首にスカイホークの鼻を取り付けられたりしていたことが有り、機種周りが多少オリジナルと異なっています。この旨御留意下さい。

  • 全幅 15.24m
  • 全長 12.62m
  • 最高速度 813kmph
  • 上昇限度 14,752m

 キットはワイバーン同様、左右一体の主翼に胴体が馬乗りするパーツ構成になっており組立てが簡単です。

 胴体横の大きなエクゾーストは、スライド型を使い深さを充分とったホワイトメタルパーツとし、その特徴を余すところ無く再現しました。

 巨大なスピナーはバキューム・パーツですが、スペアを2セットも付けたので安心して作業が出来ます。キットのデカールは試作機のものだけですが、部隊配備を想定して、ベトナム戦などの派手なシャークマウスを付けたりするのも一興でありましょう。

 作例は、スピナーを黒く塗っていますが、これは間違いです。正しくは機体のネイビーブルーと同色です。無塗装の機体のみ、スピナーが黒く塗られていました。


 

(2002/3/30)


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