トップへ戻る

Micro Ridge stylus

マイクロリッジ・スタイラス

波束分散理論から生まれたKARAT 17DXは僅か1.7mm長のダイヤモンドカンチレバーを採用し理想的な振動系を構成していますが、もうひとつの大きな特長は並木精密宝石株式会社によるマイクロリッジ・スタイラスの装着です。

極小マイクロリッジ・スタイラスの採用により17DXの持つ理論上100KHzにも及ぶウルトラワイドな再生周波数特性を長期間に亘り維持できます。

マイクロリッジ・スタイラスの特徴

マイクロリッジ針の形状

マイクロリッジ・スタイラスは従来の針では不可能であった微小曲率半径を持ち、次のような特長を持っています。

  • 厳選された天然オクタヒドロン単結晶ダイヤモンドを正しい結晶軸の確認のもとに微小精密加工されている。
  • レコード音溝と接触する先端には、4ミクロン幅で約10ミクロンの高さを持つ帯状の突起物があり、わずか2ミクロンという微小な曲率半径を実現している。
  • マイクロリッジの微小精密曲率半径は高域特性にも優れ、従来のスタイラスでは到達しなかった高品位・低歪の再生音を生み出しています。
  • レコードの内周の音溝も外周と同じように歪なく再生できる。
  • 磨耗によって曲率半径が大きくなり、トレース性能が低下するという従来の常識を打ち破り、突起部がなくなるまでほぼ初期性能を維持できる画期的な特性を持っている。
マイクロリッジ針の形状