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KARAT 17D3

ダイアモンド・カンチレバー採用・低出力MC

KARAT 17D3
波束分散理論を実証すべく開発された世界初の宝石カンチレバーの代表モデルで、その再生周波数帯域は100KHzに及び、最新のディジタルメディアを凌駕しています。
2006年バージョンでは強力なネオジム磁石採用と独自のフラックスダンパーの搭載により、高いスピード感と色づけのないその再生音は世界の著名雑誌にて高い評価を獲得しています。

特徴/構造/仕様

KARAT 17D3特徴/構造/仕様 17D3針Assyの比較

波束分散理論

従来のカートリッジ設計では無視されてきた波束分散の極小化を考慮した結果、ダイナベクターは約30年前に世界で初めてダイヤモンドとルビーの宝石カンチレバーに採用したMCカートリッジを発売しました。 それ以後数々の改良を加えた後、最新の17D3に至っています。

ダイヤモンドカンチレバー採用

17D3はその数値が示すようわずか1.7mm長の極微細ダイヤモンドカンチレバーに70ミクロン角マイクロリッジスタイラスを装着しています。 この超小型の振動系の構造は他のMCカートリッジの常識を破る極めて小さなもので、アマチュアには12ミクロンという超極細線が巻かれています。 これは当社独自の巻き線技術によりはじめて可能になったものです。 17D3には製作が困難なMCカートリッジの中でも、際立って高度な組立て技術と数々のノウハウが搭載され、まさに高度な職人芸と長い経験なくしては製作不可能なカートリッジです。
超小型振動系により100Hz近くまで伸びたその再生周波数帯域の広さとそのフラットネスはともに他のカートリッジの追従を許しません。 現在のスーパーCDをも超える全く色付けのないニュートラルな再生音とスピード感は音楽のディテールを余すところなく表現できます。

使用勝手の向上

出力電圧は従来品より0.3mVとなり、MCカートリッジとして十分なレベルで、多くのヘッドアンプや昇圧トランスに対応します。 ヘッドアンプの負荷抵抗は100Ω以上、昇圧トランスは300Ω前後を推奨します。 1.7mm長のソリッドダイヤモンドカンチレバーには70ミクロン角マイクロリッジスタイラスが装着されており、針寿命が長いとともに針の磨耗による特性劣化も極めて少なくなっています。

独自の磁気回路構成

2003年バーションの17D2MK2では従来のサマリウムコバルト磁石に替わり、更に強力なネオジム磁石を採用しました。 しかし、エアギャップ内の磁束密度を強力にするだけでは、出力電圧はアップするものの、希土類マグネットの特長である磁気抵抗が大きくなり、結果磁気歪が増加します。 そのためダイナベクターカートリッジではこれらの問題点を解決すべく、従来からのフラックスダンパーとソフト化マグネットを継承しMCカートリッジにおける磁気回路の理想をさらに追求しています。
17D3ではさらに研究を積み重ね、より理想に近い磁気回路構成となり、主要スペックも更に向上しています。

仕 様
型 式
微細構造低出力MCカートリッジ(フラックスダンパー、ソフト化マグネット装着)
出力電圧
0.3mV(at 1KHz, 5cm / sec.)
チャンネルセパレーション
25dB 以上(at 1KHz)
チャンネルバランス
1.0dB 以下(at 1KHz)
周波数特性
20 - 20,000Hz (±1dB) 20 - 100,000Hz
コンプライアンス
15×10 - 6cm/dyn
針 圧
1.8 - 2.2g
直流抵抗
32Ω
推奨負荷抵抗
100 Ω以上
カンチレバー
1.7mm 長 φ0.25 ソリッド・ダイヤモンド
スタイラスチップ
70μマイクロリッジ
自 重
5.8g